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住まいの記録 · 設計手法

デザイナーにはもっと協力してほしい、まず協力すべき作業対象を明確に

施主がデザインにもっと協力してほしいと考えるとき、まず現場に来る回数を話すよりも、協力すべき作業対象、必要な資料、確認の方法を先に明確にしたほうがよい。本記事では、設計交底、節目ごとの確認、その後の協力がそれぞれ何を解決するのか、またクローズド契約がどの範囲を拘束するのかを説明する。

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住宅設計パース
住宅設計パース

リフォームが半ばまで進んだところで、デザイナーの現場到着や協力を増やしてほしいと考えるなら、まず要望を「もっと何度も来て、もっと見てほしい」とだけ書かないことだ。まず相手と確認しよう。ここでいう「協力」とは具体的に何を指すのか。より実行可能な方法は、協力が必要な作業対象を先に列挙することである。どの版の図面を交底するのか、どの節目を確認するのか、どの材料を確認するのか、それともある寸法を現場で再確認する必要があるのか。対象が明確になって初めて、協力に着地点が生まれ、回数や方法についても議論の土台ができる。

まず三種類の異なる作業を区別しよう。第一は設計交底で、設計意図、図面の関係、施工側が理解すべき条件を明確に伝えること。第二は設計節目の確認で、特定の段階で既に行われた作業が設計条件と合致しているかを検査すること。第三はその後の設計協力で、過程で生じる設計に関わる問題を処理すること。これら三種類の作業は設計意図の理解や確認すべき条件の識別に資するが、施工指示に等しいものではなく、法定の検査結論に等しいものでもない。施主がこれらを一つのことに混同すると、後期に「協力すると言ったじゃないか」という落差が生じやすい。

だからこそ、施主がより多くの協力を求めたいときは、まず要望を作業対象に翻訳することを勧める。たとえば「もっと来て」と言う代わりに、「給排水・電気の位置決めの前に、あなたと私、施工側で一緒に点位図を一度突き合わせる必要がある」と言う。「見ていて」と言う代わりに、「タイルが現場に届いた後、ロットと色番が封sampleと一致するか確認する必要がある」と言う。前者の言い方には境界がなく、後者の言い方には対象があり、時点があり、参加者がいる。双方とも実現できるかどうか、誰が担うかを判断できる。

ここに見過ごされやすい前提がある。協力は同一版の資料の上に成り立たなければならない。施主の手元が古い図面で、施工側の手元が新しい図面なら、デザイナーが現場に来てもまず版を揃えることに時間を費やすしかない。そのため、協力の依頼を出す前に、現在有効な図面の版、変更記録、材料確認書が揃っているかを先に確認することを勧める。資料が揃っていないとき、現場到着の回数を増やしても版の確認の代わりにはならず、かえって毎回のやり取りがゼロから始まることになりかねない。

会社は設計類のクローズド契約を採用し、設計範囲内で追加項目がないことを約定している。この言葉が拘束するのはすでに約定した設計サービスの範囲であり、すべての材料、施工、第三者調達費用が永遠に変わらないと拡張して理解することはできず、契約に明確に書かれていない作業を自動的に含まれると見なすこともできない。施主にとってこれは、「より多くの協力」の議論は委託範囲に立ち返るべきだということを意味する。どの交底と節目確認がすでに範囲内にあり、どれが範囲の変化に属し別途約定が必要なのか。この点を先に話し合っておくほうが、後から回数を争うより効果的だ。[1]

施主が本当に一部の協力を増やしたいと望むなら、いきなり頻度を話すのではなく、次の順序で準備するとよい。

第一に、協力が必要な具体的な節目を列挙する。たとえば着工交底、給排水・電気の位置決め、左官・木工の引き継ぎ、設置の収めなど、各節目で何を解決するかを明確に書く。第二に、各節目でどの資料が揃っている必要があるかを書く。図面の版、材料の封sample、設備のパラメータなど。第三に、誰の参加を望むかを書く。施主、施工側、材料業者がそれぞれ現場に来て何を解決できるか。第四に、確認の方法を書く。現場での口頭の突き合わせか、それとも書面の記録を残すのか。第五に、元の委託範囲を超える部分については、負担の方法を別途話し合う。

このように準備する利点は、施主の要望が「協力が足りない気がする」から議論可能なリストに変わることだ。デザイナーもそれに基づいて、どの作業が設計の職責に属し、どれが施工側や材料側の条件提供を先に必要とするかを判断できる。説明しておくべきは、設計の確認は法定の工事監理、構造鑑定、施工保証の代わりにはならないということだ。構造の解体・改変、施工品質、検査結論に関わる問題は、相応の専門と法定の役割が処理すべきであり、設計協力はこれらの職責を負わない。

住宅を手がけてきたからこそ住まいがわかる。深圳市熹合空间设计有限公司は協力範囲を議論するとき、まず日常の一つの必要を具体的な作業対象に落とし込むことを好む。どの節目か、何を確認するのか、資料は誰が提供するのか、そして協力がどのような形で行われるかを決める。こうすることは責任を施主に押し返すのではなく、曖昧な「より多くの協力」で本当に確認すべき条件を覆い隠すのを避けるためだ。

もう一つ、事前に知っておくべき現実的な制約がある。現場到着の頻度、無制限の協力、施工是正の結果、これらは委託前に口頭で固定の基準として約束すべきではない。現場の条件はそれぞれ異なり、確認が必要な節目も異なる。施主は協力の方法を約定に書き入れるよう求めることはできるが、具体的な条項をどう表現するか、範囲の変化をどう扱うかは、双方が確認した後の約定と資料に基づくべきであり、「安心してください、何度も来ます」の一言で代替することはできない。

設計サービスを比較している施主にとって、ある設計者が自分に適しているかを判断するには、協力を確認可能な対象に分解しようとするかどうかを見ればよい。誰が多く約束したかだけを比べるのではない。多く約束することは明確にできることと同じではない。明確に語れてこそ、その後の確認の土台ができる。施主自身もまず一つのことをしてみるとよい。最も心配な三つの施工節目を書き出し、それから相手に、これらの節目で通常何を確認するのか、施主が事前に何を準備する必要があるのかを尋ねる。この動作に専門的な背景は一切不要だが、双方の協力に対する理解が同じレベルにあるかをすぐに見て取れる。

協力は多ければ多いほどよいのではなく、明確であればあるほど役に立つ。作業対象、資料の条件、参加者、確認の方法を先に明確にし、それから回数と方法を話せば、施主も設計者も具体的で限定的な約束をしやすくなる。